パートナー企業募集
Partners
ーどうしたらユーザーに真に必要とされる製品やサービスを産みだせるか。
ーイノベーティブな新規事業を産み出せる人材をどう育てたらよいか。
こんな課題をお持ちではないでしょうか?
EDPにパートナー企業として参加することにより、書籍では決して学ぶことのできない『デザイン思考』の体験ができます。また組織のイノベーション創出力を向上するためのプロセス、人材、チームなどへのアプローチのヒントが得られるでしょう。
パートナー企業から提供されたテーマを解決するためにチームが編成されます。チームメンバーは、デザイン思考のトレーニングを受けた東京工業大学修士の学生に加え、美術系大学の学生や社会人学生、パートナー企業のメンバーも同チームに「テーマ提供者」という立場で参画いただきます。テーマへの取り組みにあたっては、多様なバックグラウンドを持つ教員チームが強力にバックアップします。例えば、デザイン教育の本場であるスタンフォード大にて同教育に携わってきた教員、民間企業の多数の新規事業創出のコンサルティング実績がある教員などが、チームの活動を支援します。
是非、EDPを貴社のイノベーション創出の取り組みや人材育成にご活用ください。一定の条件はありますが、取り組みの成果は、特許化し貴社の実務で活用頂くことも可能です。ご参加お待ちしております。
参画への流れ
Timeline
例年,6月と12月にパートナー企業向け説明会を実施し、申込みは8月頃に締め切ります。新規にEDPに参画される企業の皆様には、
2月上旬に開催される最終発表会への参加を推奨しています。
ご興味をお持ちいただいたいた場合は、以下のボタンからご連絡ください。
参加すると何が得られる?
Merit
こんなお悩みありませんか
ユーザー起点の考え方に基づく製品開発やイノベーション創出を求められているが、社内に明文化されたプロセスがない。
技術視点での製品開発プロセスが染み付いた組織において、顧客起点の製品開発のプロセスをどのように採り入れたら良いかわからない。また、どのようにデザイン人材を育成をすれば良いかもわからない。
書籍や単発のセミナーでデザイン思考の知識は学んだが、自業務への適用方法が分からず、活用できていない。実践に使えるスキルを身に着けたい。
インタビューのような定性調査方法を製品・サービスの創出や機能改善にどう活かせばよいかわからない。
チームが上手く回っていないと感じるが、何が悪いのかわからない。他の人が実施するデザインプロセスを知ることができれば、自身のチームを客観視できるのに…。
新製品開発には、様々な部署を横断したチームが効果的であると頭ではわかっているが、ただ混成チームを作っても上手くいかない。
ユーザーへの共感に基づく製品開発プロセスを、いきなり既存事業で実践することは現実的な制約があり難しい。
EDPで得られる学び
多様なメンバーから成る複数のチームが『デザイン思考』により、新しい価値を創出するプロセスを目の当たりにすることで、デザイン思考の真髄について学ぶことができます。特に、デザイン思考は反復し改善することでこそ、その真価を発揮します。半年間に渡る反復デザインを体感いただくことで、業務に活用できるデザイン思考の「実践の知」を獲得いただくことができます。
「技術視点」一本打法から脱却し、「ユーザー起点」の考え方を身につけるための人材育成の実践知を学ぶ機会を提供いたします。具体的には、学生を中心とする複数のチームに対して、教員陣から、フィードバックをする過程は、人材育成そのものであり、その様子を半年間に渡り体験・観察頂くことができます。
貴社の提供したテーマに関連するユーザー調査結果やアイデア発想の結果は、貴社に持ち帰り、業務にご活用いただけます。一定の条件はあるものの、事前にご相談頂ければ、特許化いただくことも可能です。
パートナー企業の役割
Role
1.テーマ提供
2.テーマ設定背景の説明(初回授業時)
3.プロジェクトチームへのメンタリング
4.ユーザーリサーチ・テスト対象等の紹介
5.EDPの活動や最終発表会後に関する広報
6.その他(必要に応じて)
パートナー企業の声
Voice
既存には無い新しいアイデアを形にする際に、チームメンバーの多様性が重要であることを実感した。
『プロダクト・アウト』のアプローチしかできない」という自社の問題を図らずも体現し、どのように解決を図るべきかが深く理解できた。
アイデアを進化させるためのプロトタイピングの威力を目撃できた。
過去のパートナー企業
Former Partners
2023年度
パナソニックホールディングス株式会社、さくらインターネット株式会社、YKK AP株式会社、ミズノ株式会社、株式会社丸山製作所、アルプスアルパイン株式会社、日本ゼオン株式会社
2022年度
さくらインターネット株式会社、YKK AP株式会社、株式会社丸山製作所、ミズノ株式会社、株式会社日立製作所
2021年度
パナソニック株式会社、さくらインターネット株式会社、YKK AP株式会社、株式会社小松製作所、ミズノ株式会社
2020年度
パナソニック株式会社、さくらインターネット株式会社、YKK AP株式会社
2019年度
パナソニック株式会社、さくらインターネット株式会社、株式会社日立製作所、YKK AP株式会社
2018年度
ATC株式会社、さくらインターネット株式会社、株式会社ウェザーニューズ、エイベックス株式会社、株式会社オロ、パナソニック株式会社、フォントワークス株式会社、株式会社リコー、太陽ホールディングス株式会社
2017年度
株式会社NTTデータ、株式会社オロ、クックパッド株式会社、パナソニック株式会社、日本精工株式会社
2016年度
凸版印刷株式会社、日本ゼオン株式会社、ツネイシカムテックス株式会社、モトローラソリューションズ株式会社、SAPジャパン株式会社、株式会社NTTデータ、井上電気株式会社、株式会社デンソー
よくある質問
FAQ
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ビジネスについての講義は含まれている?
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EDPでは『価値を生み,ユーザーに届けること』を重視しており,ビジネスの金銭的な側面(ビジネスモデル)については触れません.
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ビジネスについてどのくらい意識している?
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本講義で目指すのは,「価値があると仮説が立つので,ビジネスモデルを考え始めるに値する」と感じられる『体験デザイン+プロトタイプ』によるデモレベル
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どのレベルのプロタイプを目指すのか?
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過去の事例がWebサイトで公開されていますので,御参照ください.
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テーマを提供した企業は,そのテーマを取り上げたチームの発案に対し,パテント等をとることができますか?
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パテントの取得は可能です.ただし 2 月初旬に開催の最終発表会は公開イベントとなりますので,その前までに申請が完了していることが
条件となります.なお、最終的な知財権については,教員,チームメンバー,企業の間での協議となります.
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チームでの発明の商業化のプロセスはどうなっていますか?
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発明の商業化プロセスに関してはこちらではご用意しておりません.
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他の同様のワークショップとは違う?
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ワークショップ形式を既に一通りこなした学生が,実際に製品開発を進めるプロセスを実践にて踏み,発想から実装まで行うプログラムは希少
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学生の実際の活動頻度はどれくらい?
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EDPは4 単位の講義のため,学生が講義に費やす制度上の時間は180時間とされています.フルタイム勤務だと1ヶ月分程度の時間を費やすこ
とになります.学生の熱意により差はありますが,平均的な学生の活動時間は,概ね規定に沿っている印象です.